医療従事者がclubhouseを1週間使用してみた!!

現在話題沸騰中の『Clubhouse』

実名登録、電話番号の登録、連絡帳の同期など恐い要素が多いと感じていたわたしですが知り合いが招待できるよ!!と言ってくれたので使ってみることにしました!!

ソーシャルメディア
clubhouseは音声SNSと呼ばれる

そして1週間使用してみて感じたことを記事にしてみますのでよければ見ていってください!
使用に悩んでいる方の参考になれば幸いです!!

Clubhouseとは

2020年の4月にサービスが開始されたばかりのアメリカの企業が開発した”音声SNS”
招待制であり対応しているのはiOSのみとかなり限定したものです。
日本では2021年1月23日からβ版の運用が開始されていますが、インターフェースは日本語に対応しておりません。

一時期音声型Twitterなどと呼ばれていましたがこれは大きな間違いで全然Twitterとは違います。
類似している点はありません。

なにが近いかと言うとまた難しいのですが、私が人に説明する時に表現しているのは
”一般参加型のラジオ”、”オープン型のDiscord"、”LINEのオープンチャットの音声版”
などと言っています。

ラジオ
ラジオに近い!?

電話番号の登録が必須となっており、アカウント名は実名だということがガイドラインにも書かれています。
実名登録のため名前の変更は1回のみでそれ以上の変更時には申請がいるとのことです。

Chubhouseではroomを開くことができ、それに参加することができます。

roomのStart
roomのStart

roomは
・誰でも参加可能な”Open”
・モデレーターのフォロワーしか参加できない”Social”
・部屋に招待した人限定でお話できる”Closed”

の3種類があります。

モデレーターとは

モデレーターというのは発言したい人に発言権を与えることができたり、色々な権限がある他、役割としてはその部屋のまとめ役といったところです。
進行役としてラジオのパーソナリティーのように発言していかなければなりません。
上記図の”Social”のところにある緑のマークが付きます。

クラッカーマーク

roomに入った時にアカウント写真の左下に出るクラッカーマーク。
これは初心者マークでインストールして1週間の方には表示されるようです。

発言するには

画面下に表示される手のマークを押すとモデレーターの承認があれば発言することができるようになります。
またモデレーターの方から発言できるところに上げることもできます。

1番上の段が発言者の表示されるところ。
2段目が発言者のフォロワー。
それ以外が関係ない聴講者といったステージ分けもされています。

招待枠について

初期では2名まで招待することができます。
条件の詳細が不明ですが私は続けているとある日正体枠が4人に増えました。

フォロワー数などが関わっていると思われますが私を招待してくれた方は招待枠が8人になったと言っていました。

医療者が使ってみたどうだった?やる価値ある?

結論を言いますと

やって良かったです!!

てかやらなきゃ損です。

iOSしかまだ対応していない
iOSしかまだ対応していない

聴いているだけでもかなりの情報が入ってきて良いんですが、同職種や関わりのある業種の方と知り合えることやお話できることがめちゃくちゃでかい!!

私は実際に同職種の方と知り合えて重要な会議に参加させていただいたり今後の仕事に関して幅が広がったというか影響を受けました!!

実際にビジネスにつなげている方もたくさんいるようですし新たなビジネスチャンスを見つける、または転職に関しても良いかもしれません。

医療という点では自分の専門の分野しか学会など参加しないので専門外の医療知識や医師、その他の職種の方とのパイプができるだけで見えるものが変わってきました。

情報が重要となる医療職種の方にはおすすめ!
情報が重要となる医療職種の方にはおすすめ!

流行った背景として日頃周りの職員と話す機会が激減したっていうのもあると思うんですが、今話せないことを他の施設の方と共有できることはとても刺激になります!!

自分のお気に入りの部屋ができると楽しいです!!
私はある医療のお部屋にずっとお邪魔していますね。

おすすめの使い方

ラジオ感覚
ラジオ感覚

通勤中のラジオ代わりに聞く!!ってのもおすすめです!!
この時間帯でも良い情報は流れています!!
今日こんな話を聞いたって話の種にもなります。

COVID-19ワクチン
COVID-19ワクチン

今話題の情報の収集に。
提供している人間が専門でありそれが確かな情報であればの話ですが貴重な情報を得ることができます。

ビジネスチャンスに
ビジネスチャンスに

先ほども言いましたがビジネスチャンスに!!
今までなかった繋がりができ、自分の仕事に繋がることも!!!

おわりに注意点

使用して安心・安全かってところも問題ですがペナルティーもあるようですし一応は安心して使用できそうです。

ただ私と同じ世代であるFacebookなどの実名アカウントのSNSから入っている世代とTwitterなどの匿名性のあるSNSから入った世代とでSNSに対する価値観が違うと思うので危険かな…?と思っていたんです。

しかし実際はホントにビジネスに使用している方が多く感じますし安い感覚で使用している人は少ないのではないかと感じています。

今から始める方に伝えておきたいのは安易にフォローしたりフォロワーを増やす行為はあまりしない方が良いかと思います。

というのもフォローしている人が関与している部屋が表示されたりするので興味もない人をフォローすると自分が欲しい情報が取りにくくなるからです。

フォロー数は一種のステータスにはなるかと思いますが薄い繋がりで繋がったものは役に立ちません。
その辺りを気を付けていただけるとより良い使い方ができるのではないかと感じます。

そして招待枠の売買には絶対に関わらないでください!!
プロフィールのところにずっと誰から招待して貰ったかっていうのが名刺の如く表示され続けます。

自分がどんな人に招待されたのか…。そして知らない人に電話番号を教える恐怖。
しっかり自覚してください!!

最後に医療者に限らず発信する側はエビデンスなど確証のある状況を提供しましょう。

それでは!!